和歌山カレー事件における『お好み焼き』とは?真犯人の噂との関連を解説
和歌山カレー事件について調べていると、「お好み焼き」というワードが出てくることがあります。
それを聞いて「カレー事件なのになぜお好み焼きが関係あるのか」、「真犯人とお好み焼きは本当に関係あるのか」といった風に感じる方もいらっしゃるでしょう。
本記事では、和歌山カレー事件においてなぜ「お好み焼き」が注目されてきたのか、当時から和歌山に住んでいた私が背景を整理しながら解説していきます。
具体的には、従業員Mの事件や、お好み焼き店で働いていた証言者の存在、事件現場周辺にあった複数のお好み焼き店など、事実として確認されている情報を中心に、順を追って見ていきます。
さらに、5chなどで語られてきた真犯人説や飲食店経営者に関する噂についても触れ、それらがどの程度根拠のある話なのか、注意点を交えて紹介します。また、林真須美氏の冤罪説や再検証を求める声についても、現在の状況を踏まえて解説します。
お好み焼き店と事件の関係を冷静に整理することで、情報の混乱を少しでも解消できるはずです。憶測に流されず、事実を一つずつ確認したい方は、ぜひ最後まで読み進めてみてください。
- 林真須美氏の冤罪説がいまだに語られ、真須美氏本人も犯行を否定している。
従って、事件について整理した情報を発信することには意味がある。 - 事件について真偽不明な憶測が多くある中、時系列や引用元を明確にした情報を整理して提供することには意味がある。
和歌山カレー事件におけるお好み焼きとは?真犯人の噂との関連を解説

- 和歌山カレー事件におけるお好み焼きとは?
- 従業員Mの事件
- お好み焼き店の証言者(少年A)
- お好み焼き店 まるふく
- 広島流お好み焼きつかさ
- 林真須美氏が冤罪の可能性はある?
- お好み焼き店と真犯人に関連はある?
- 5chで語られる「女将真犯人説」とは?
- その他真犯人説についての情報
- 和歌山カレー事件におけるお好み焼きと真犯人についてまとめ
和歌山カレー事件におけるお好み焼きとは?
和歌山カレー事件において、「お好み焼き」が話題に出る理由は、以下の通りです。
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 従業員Mの事件 | 林家の会社(シロアリ駆除業)の従業員Mが、ヒ素入りのお好み焼きを食べて、急性ヒ素中毒とみられる体調不良を起こした事件があった。 (時期:1987年2月(和歌山カレー事件の11年前)) |
| お好み焼き店の証言者(少年A) | 当時お好み焼き店でバイトをしていた事件の証言者A(当時16歳の少年A) |
| お好み焼店まるふく | 事件の現場近くに、2つあったお好み焼き店の1つ。 (事件の証言者A(当時16歳の少年A)のバイト先) 現在は店が閉店している。 |
| 広島流お好み焼きつかさ | 事件の現場近くに、2つあったお好み焼き店の1つ。 |
上記4つがあります。
次項以降で、詳細を解説していきます。
従業員Mの事件

林家の周辺では、カレー事件の以前から急性ヒ素中毒とみられる体調不良を起こしていた人物が複数いました。
その中には、従業員M(シロアリ駆除業を営んでいた林家の会社の従業員)がヒ素入りのお好み焼きを食べさせられた事件があります。(時期:1987年2月(和歌山カレー事件の11年前))
従業員Mは、急性ヒ素中毒により、重度の多発ニューロパチー(末梢神経障害)と診断され、生活に支障が出るほどの後遺症も残りました。
検察側は、この事件を眞須美の犯行(高額の保険契約が締結された相手に対し、眞須美が用意、調理した食事が出された)であると主張しましたが、裁判所は犯行を認定しませんでした。
検察側も控訴せず、この件については無罪が確定しました。
お好み焼き店の証言者(少年A)
和歌山カレー事件の重要証言者として知られる少年Aは、事件当時、現場の近くにあるお好み焼き店「まるふく」で働いていました。
少年Aは、事件当日(7月25日)、寝不足のまま出勤しました。そんな中、店主のマスターから「今日は祭がある」・「カレーやおでんもある」・「店の寸胴鍋でカレーを作る」・という話を聞きました。
午前11時50分ごろ、マスターは着替えのために自宅に一度戻っていきました。マスターは店を出る際、少年Aに「今頃、カレーを作っているんじゃないか。見てきたら?」と声をかけました。
少年Aは、マスターの言葉に従ってカレーが作られているガレージに行き、寸胴鍋や付近の様子を観察していました。
しばらくして、林真須美氏がピンク色の紙コップを右手に持ち、ガレージに入っていく姿を見たと証言しています。
紙コップは2~3個重ねて持たれており、その縁の厚みまで確認できたと非常に詳細に語られています。
この証言は当時の裁判では採用されず、証言も行われませんでしたが、事件の再検証において注目されている証言の一つとなっています。
お好み焼き店 まるふく

まるふく(まる福)は、和歌山カレー事件の現場近くにあったお好み焼き店(2店舗のうちの1つ)です。
(お好み焼き店の証言者(少年A)のバイト先がここですね)
まるふくは閉店して店が無くなっている
まるふくは、閉店して店が無くなっています。
閉店した時期は正確には特定できませんでしたが、2011年頃にはすでに店が閉店して、売りに出されていたようです。
また、店のマスターも2019年12月に61歳という若さで亡くなられているとのことです。
事件の心労からお酒の飲み過ぎなどで体調を崩し、入退院を繰り返していたようで、マスターの奥様も亡くなられているとのことです。
【5chより】事件でカレーが入っていた鍋はまるふくの鍋?
5chでは「カレーが入っていた鍋は、お好み焼き店まるふくで使われていた鍋ではないか」という噂があります。
鍋については、前述した少年Aについての動画でも語られており、可能性は高いと考えられます。
【5chより】真犯人候補の飲食店経営者とは、まるふくの経営者のこと?
ネット上では「飲食店経営者」が和歌山カレー事件の真犯人という噂があります。
5chなどでは、これがまるふくの経営者のことではないか?という話もあります。
これについては、確定的なことは分かりませんが、「ATLASラジオアーカイブ: 和歌山ヒ素カレー事件 山口敏太郎×林眞須美長男【前編】」では、飲食店経営者について以下のように語られています。
(長男)
被害者の会の副会長の方とお会いしてお話しした事があるんですけど、お父さんと二人でテレビ局の紹介で会ったんですけど
僕の方を叩いて「真須美ちゃんじゃないよ?あいつだよ」という名前を出してるんです
それがYoutubeで最近話してた人と同じような境遇の人なんです。Youtubeを見てドキッとして。(山口氏)
超能力ででてきた人間が、録音しているからはっきりと名前は言えないが、飲食関係の経営者で、今はそこに住んでいない。それで割りと年配の方。(長男)
お母さんと同世代くらいですかね?(山口氏)
60代じゃないですか?
イニシャルまで言っちゃうと分かるかもしれないんで。
分かってる人もいますよね?(長男)
地元の人はここってみんな思ってるんです。
当時取材していたメディアの方も、最初疑って、その家を囲んでたのは、ここの家の人で…なんでかっていうとカレー食べてるのに、一人だけ尿検査してないんです。
尿検査を断る理由って1つしかないと思うんです。
まぁ、薬物だったとか、覚醒剤や逮捕歴があったとか。
それなのに苦しんでいたっていう事で、最初マスコミが、その家の周りにたむろしてたんです。で、警察も最初そこを捜査してたんです。
カレーを作った鍋も飲食店の物だったんで。
カレー作った場所(民家ガレージ)も飲食店の方の持ち物で。(山口氏)
やっぱりこのイニシャルでまちがいないですか?(長男)
そうですね。
上記のように、具体的な店名はあげられていないものの、現場近くにあった飲食店経営者について話されています。
(飲食店経営者が、仮にまるふくのマスターのことだったとしても、すでに亡くなられているため、証言を得ることはできなくなったといえるでしょう)
広島流お好み焼きつかさ
「広島流お好み焼きつかさ」は、和歌山カレー事件の現場近くにあったお好み焼き店(2店舗のうちの1つ)です。
こちらのお店についても、事件の際には大変だったことが、口コミから読み取れます。
(以下、引用です)
カレー事件で、1番に疑われて 容疑者扱いで 連日テレビ報道されてた つかさのお父ちゃん、あれから かなり歳取ったけど 今も お母ちゃんと 一緒に頑張ってました~♬*゜ ココ[つかさ]へは 20年以上前に 三回ほど 来店して 美味しかった事 覚えてます♪(*´v`) 最近、つかさの前を通る事が多くて 通る度に つかさのお好み焼き 食べたい!と思って 寄ったら 何でか、タイミング 悪く いつも休日ばかりで、なかなか 念願のお好み焼き 食べること出来なかったけど とうとう 念願の ✨つかさのお好み焼き✨食べる事が出来ました~♬*✨٩(*´︶`*)۶✨ やっぱり、めっちゃ美味しかった~♬*゜満足しました✧‧˚⋆ヽ(*^ω^*)ノ⋆*✧‧ また 食べに来たいです♬*✨(♡˙︶˙♡)✨ #地元の名店 #広島流お好み焼#つかさ #カレー事件でも 有名になった
https://map.yahoo.co.jp/v3/place/QScYxWuQywI/review
上記のように、カレー事件の際には、こちらの店も苦労したことがうかがえます。
実際にお好み焼きを食べた感想

今回この記事を書くにあたり、実際にお好み焼きを食べてきました。
(ただ記事を書くのではなく、生きた経験により知見を深めることを目的に実施)
「まるふく」はすでに店が無くなっており食べられないため、「つかさ」のお好み焼きを食べてきました。
つかさでは「お好み焼きスペシャル(エビ・イカ・イカ天)」を注文。店側の“おすすめ”枠に入っている定番で、この組み合わせが人気No.1のようです。価格は1,200円。
実際に食べた感想としては、ソースの香りがまず感じられ、噛むと海老とイカの旨みが広がります。イカ天が入ることで食感に変化が出て、最後まで食べるのを楽しむことができました。
林真須美氏が冤罪の可能性はある?

林真須美氏は一貫して無実を主張しています。
また、以下のように真須美氏が無罪であることを訴える意見もあります。

真須美氏の長男も、「母がやったという確たる証明はされていないのに、結論は「犯人は林眞須美以外にいない」という内容になっている」と語っています。
このように、冤罪であると断言することはできませんが、「疑わしきは罰せず」という司法の原則から、死刑判決を取りやめて、再検証を求める声が多いのは事実です。
お好み焼き店と真犯人に関連はある?
お好み焼き店と真犯人に関連については、ネットの情報ばかりが根拠であるため、「分からない」というのが答えになります。
林真須美氏が犯人の可能性も考えられるでしょうし、他に言われている可能性(子供のいたずら)が真相である可能性もあると考えられます。
5chで語られる「女将真犯人説」とは?
5chでは「和歌山カレー事件の真犯人はお好み焼き店の女将ではないか?」という説が語られることがあります。
これについては、以下のページ(5chのアーカイブ)などでも確認可能です。
上記ページでは、お好み焼き店の女将説についての憶測が語られています。
しかし、繰り返しですが、これらはあくまでネット(5ch)上の憶測にすぎないので注意が必要です。
事件現場近くのお好み焼き店は、2店舗とも事件によって苦労をした被害者である、ということは理解しておく必要があります。
その他真犯人説についての情報
小学生a氏真犯人説
5chや一部メディアで語られる有名な噂です。
こちらについては、和歌山リーマンブログ様の記事「和歌山カレー事件の真犯人「a氏」とは誰のこと?小学生a氏を中心に関係人物を解説」(外部リンク)で細かくまとめられておりますので、ご確認ください。
Youtuberによる霊視結果
「この世のミステリーを霊視考察!!ゆるふわサイキックちゃんねる」では、和歌山カレー事件について霊視を行っています。以下、動画内容の要約です。
ユミーさんは、容疑者である林眞須美さんをリーディングしました。その結果、ゆみんさんには3つの映像が見えたと報告されています。
https://www.youtube.com/watch?v=E3XN0OZfPRE&t=192s
1. 1つ目の映像:カレー作り
◦ 林眞須美さんと一人の少女が、楽しそうに会話しながらカレーを作っているシーンでした。
◦ 二人は鍋の前にいて、場所は夏祭り会場のテントの下のような現場だと推測されています。
◦ 少女は中学生ぐらいの年齢に見えました。
2. 2つ目の映像:粉の混入
◦ 1つ目の映像に登場した中学生ぐらいの少女と、さらに幼女(小学生ぐらいか、それよりも下)が登場するシーンです。
◦ 林眞須美さんはこの場にはいませんでしたが、遠くで見ていた可能性も考えられます。
◦ 中学生ぐらいの少女がよそ見(違う方に向いている時)をしている隙に、幼女が小さな袋に入った粉のようなものを鍋の中に入れている様子が見えました。
◦ 幼女が粉を入れる行動について、それは何か褒められることをしているかのように見え、彼女にとっては悪いものを入れているという感覚ではなく、良いものを入れているような感覚で、嬉しそうにしているように感じられたといいます。粉は幼女にとって身近な場所にあり、誰かに渡された可能性もあります。幼女は良かれと思って粉を入れた、という映像でした。
3. 3つ目の映像:被害発生
◦ カレーを食べたと思われる人々が次々と泡を吹いて倒れていくシーンでした。
◦ この時、林さんの感情として伝わってきたのは、「なんてことだ」という感覚で、自身が事件を起こしたという感情ではなく、この出来事が起こってしまったのを俯瞰して見ているような感覚でした。
◦ このシーンには、先述の中学生や幼女の姿は見えていませんでした。
考察 ユミーさんのリーディング結果を踏まえ、動画のホストは、林眞須美さんは事件を「やってないんじゃないか」という個人的な考察を述べています。また、犯人について、粉を幼女に入れさせた人物がいるのではないか、という推測を立てています。
動画の最後には、この事件で亡くなられた方々への冥福が祈られています。
上記のように、「粉を幼女が入れた」、「粉を幼女に入れさせた人物がいるのではないか」という推測になっています。
和歌山カレー事件におけるお好み焼きと真犯人についてまとめ
最後に、記事のポイントをまとめます。
- 和歌山カレー事件で「お好み焼き」が注目される理由は複数存在する
- 林家周辺では事件以前から急性ヒ素中毒とみられる事案が起きていた
- 従業員Mがヒ素入りとされるお好み焼きを食べ体調不良を起こした事件がある
- 従業員Mの件は裁判で犯行が認定されず無罪が確定している
- 事件当時、現場近くのお好み焼き店で働いていた証言者が存在する
- 証言者(少年A)は「まるふく」で勤務していた
- 少年Aはカレー調理場で林真須美氏とされる人物を目撃したと供述している
- ピンク色の紙コップを持つ姿を見たという具体的な証言が残されている
- この証言は詳細であるにもかかわらず裁判では採用されなかった
- 事件現場周辺にはお好み焼き店が2店舗存在していた
- まるふくは事件後に閉店しており現在は存在しない
- ネット上ではカレー鍋がお好み焼き店のものではないかという噂がある
- 飲食店経営者が真犯人ではないかという憶測も語られている
- これらの真犯人説の多くはネット上の憶測に過ぎない
- 林真須美氏は一貫して無実を主張している
- お好み焼き店自体も事件による風評被害を受けた側である
和歌山カレー事件は、時間が経った今もなお多くの疑問や議論を残しています。お好み焼き店や飲食店経営者の話題も、その過程で生まれた情報の一つですが、事実と憶測が混在している点には注意が必要です。
断片的な噂だけを切り取るのではなく、当時の状況や証言、裁判での判断を丁寧に見ていくことが大切です。この記事が、事件について冷静に考えるのに少しでも役立てば幸いです。




