和歌山県に熊はいるの?最新の目撃情報と共存のためにできること
和歌山県でクマの目撃情報が相次いでいると聞くと、「自分の住んでいる地域は大丈夫だろうか」「登山やハイキングに行っても安全なのか」と、不安を感じる方も多いのではないでしょうか。ニュースや噂で断片的な情報を目にしても、実際にどこで、いつ、どのような目撃があったのかが分からないと、必要以上に心配してしまったり、逆に危険性を軽く見てしまったりすることもあります。
本記事では、和歌山県内で報告されているクマの目撃情報について、自治体が公表している内容をもとに、地域ごとに分かりやすく整理しています。紀美野町や日高川町、高野山、田辺市など、具体的な場所や時期に触れながら、現在どのような状況なのかを丁寧に解説します。
さらに、単なる目撃情報の紹介にとどまらず、和歌山県に生息するツキノワグマの特徴や、見間違いと判断された事例、自治体が呼びかけている注意点についても触れています。山に入る際の心構えや、万が一出会ってしまった場合の基本的な対応を知ることで、冷静に行動できるようになるはずです。
和歌山県のクマ目撃情報を正しく理解することは、日常生活やレジャーを安心して楽しむためにも重要です。断片的な情報に振り回されず、現状を把握したうえで適切に備えるためにも、ぜひ最後まで読み進めてみてください。
和歌山県における熊目撃情報

和歌山県における熊目撃情報を解説します。
(情報は、2026年2月1日現在)
- 紀美野町の熊目撃情報
- 日高川町の熊目撃情報
- 高野山の熊目撃情報
- 田辺市の熊目撃情報
- 紀伊風土記の丘の熊目撃情報はイノシシの見間違い?
紀美野町の熊目撃情報
紀美野町公式サイト「町内のクマの情報について/紀美野町」で熊の目撃情報がまとめられています。
(監視終了)
令和7年11月30日 午前7時頃、長谷宮地区長寿橋東詰付の山中で、クマと思われる動物と遭遇したと目撃情報がありました。体長は約110cmの成獣で、目撃地点から東側に逃げていったとのことです。役場では11月30日から12月10日まで、目撃情報のあった長谷宮地区を中心に毎朝巡回し、トレイルカメラにより監視してきましたが、クマ及びクマの痕跡は確認できませんでした。目撃情報があってから10日が経過し、追加の目撃情報もないため監視は中止しています。山中に入る場合や畑等で作業をされる場合は、音の出るものを所持し、こちらからクマに人がいることを知らせるようにしてください。
令和7年11月20日 午後1時頃(桂瀬・松ケ峯トンネル)の桂瀬側の入り口付近におきまして、80センチ程度の大きさのクマが、山中に向かって逃げていったとの目撃情報がありました。役場では、11月20日から12月3日まで目撃場所の中心に周辺地区を毎日巡回し、トレイルカメラを設置して監視を続けましたが、その間、クマ及びクマの痕跡は確認できませんでした。また、目撃情報があってから2週間が経過し追加の目撃情報もないため監視は中止しています。山中に入る場合や畑等で作業をされる場合は、音の出るものを所持し、こちらからクマに人がいることを知らせるようにしてください。
「紀伊半島に生息するツキノワグマ」は、成獣であっても体が小さく、ヒグマや東北・北陸にいるツキノワグマのように大きくありませんが、山中に入る際や畑で作業される際は、ラジオ等の音のするものを身につけて作業するなど、ご注意ください。
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具体的な場所も掲載してくれています。
(以下は11月20日の桂瀬の目撃地点です)
日高川町の熊目撃情報
日高川町公式サイト「クマについて|日高川町」で目撃情報がまとめられています。
一番直近では、2026年(令和8年)1月4日に確認されているようです。
| 月 日 | 場 所 | 目 撃 情 報 等 |
|---|---|---|
| 令和8年1月4日 | 江川 | 丹生中学校の北側の越内橋北詰付近で成獣のクマと思われるものが目撃された。クマは南側に向いて歩いてきたが、その後クマがどの方向へ移動したかは不明である。 |
| 令和7年 12月18日 |
三十井川 | 町道姉子修理川線井の又橋付近(林道へ入ってすぐ)の休耕田で成獣のクマが目撃された。クマは北側に隣接する山に登っていった。 |
| 令和7年 11月20日 |
船津 | 県道御坊美山線の滝本橋より上流約400m付近で成獣のクマが目撃された。 クマは山に登って身を潜めたが、その後クマがどの方向へ移動したかは不明である。 |
| 令和7年 11月12日 |
寒川 (下高野) |
県道田辺龍神線の寒川橋より上流約200m付近で成獣のクマが目撃された。 近くの鮎おとり店に進入した形跡があった。 |
| 令和7年 8月24日 |
中津川 |
川辺インターチェンジから北側方面約500mの付近。 高速道路の西側の道路でクマ1匹を目撃した。 発見者が原付バイクで走行中に道路の側に居るのを目撃したため、その後クマがどの方向へ移動したのかは確認できていない。 |
| 令和7年 8月12日 |
平川 |
県道御坊美山線から県道広川川辺線へ約100m入った付近を発見者が車で走行中にクマが谷側(東側)から山側(西側)へ道を横切り、山へ入って行った。 |
| 令和7年 8月7日 |
寒川 (西ノ川) |
発見者が自宅の庭にクマがいるのを発見。 3日前に蜂の蜜箱1箱がクマ被害に遭っていた。 |
| 令和7年 6月23日 |
上初湯川 (妹尾) |
住民が猪谷の温泉館より上流の猪谷川にクマを発見。 クマは林道に上がってそのまま山へ登っていった。 |
| 令和7年 6月19日 |
川原河 (打尾) |
大型トラック運転者が打尾地内で、クマが丸山橋を渡って川原河の山へ登っていった姿を目撃。 |
| 令和7年 5月30日 |
寒川 (上小薮川) |
発見者の自宅敷地内をクマが通り過ぎていき、自宅裏手の山へ登っていった。 |
高野山の熊目撃情報
高野山でも熊の目撃情報があるようです。
(以下はInstagramの引用です)
田辺市の熊目撃情報
田辺市公式サイト「ツキノワグマの出没・目撃情報について|田辺市」では、具体的な熊目撃情報なないものの、田辺市内
和歌山県に生息するツキノワグマは、他地域から分断されている紀伊半島の地域個体群であり、紀伊半島全体での生息数は少ないと考えられています。
※参考:和歌山県ホームページ「ツキノワグマ」(https://www.pref.wakayama.lg.jp/prefg/032600/yasei/kuma.htmlこのリンクは別ウィンドウで開きます)
近年、ツキノワグマ分布域だけでなく、旧市内においてもクマらしき動物の目撃情報が増加しています。
農作物の食害や人的被害の報告は出ていませんが、ハイキング・キノコ狩り等で山へ出かけられる際には、クマから身を守るため、以下の事に注意してください。山でクマと出会わないために
・クマに自分の居場所を知らせる工夫をしましょう。
クマ鈴、携帯ラジオなどを鳴らしながら森に入りましょう。
・クマの糞や足跡などの痕跡を見つけたら、その先には行かない、引き返すなどの回避行動が必要です。
・山菜やキノコ採りなどでは採集に集中しがちなので、周囲の異常に気が付かない場合があります。
時々周囲に注意し、笹薮など見通しの利かない場所には不用意に入り込まないようにしましょう。
また、2人以上で行動するようにしましょう。
・悪天候時、夕暮れ時は視認しにくい場合が多いので、特に注意が必要です。
また、川や沢の近くでは水音によって、接近するまで気が付かないこともあります。クマを引き寄せないために
・釣りやキャンプをするときは、食べ物の置き場所に注意し、ごみは必ず持ち帰りましょう。
クマの食べ物になるものを放置すると、クマをおびき寄せることになって危険です。
また、一度クマが口をつけた食べ物は、クマにとっては「自分の食べ物」になります。クマに出会ってしまったら
・クマに出会ったら、静かに身を引くようにしましょう。
もし近くでばったりクマに出会ってしまったら、慌てて逃げるようなことはせず、
クマをじっと見ながら背中を見せず、ゆっくりと離れていきましょう。
クマを驚かすような動作をするとかえって危険です。
・親子グマには十分に注意しましょう。
子グマを見かけても、そっと立ち去りましょう。近くには必ず母グマがいます。
子育て中の母グマは神経質になっているため、大変危険です。人里周辺へのクマの出没を防ぐために
https://引用元URLや著者名
・生ごみや不要になった農作物を放置しないように管理を徹底しましょう。
人家の周辺に、生ごみなどの誘引物を置かないようにしましょう。
庭先の柿や栗は収穫し、未収穫の作物を放置しないようにしましょう。
・果樹園や養蜂場は、電気柵などの防除設備を設置しましょう。
・家屋周辺にクマが潜みやすい藪や草むらがある場合は、適切に刈り払い見通しをよくしましょう。
なお、旧田辺市とは、2005年の大合併より前からの旧田辺市を指すようです。

紀伊風土記の丘の熊目撃情報はイノシシの見間違い?
2025年(令和7年)11月11日(火曜日)に、紀伊風土記の丘で熊目撃情報が寄せられましたが、現場にはイノシシの足跡が確認されたため、イノシシを熊と見間違えた可能性が高いです。
令和7年11月11日(火曜日)、本市の紀伊風土記の丘において、体長約1メートル、黒色系の体毛を持つ動物の目撃情報が寄せられました。
市では、和歌山県の関係機関と連携し、現地の調査を実施いたしました。その結果、クマが出没すれば発見されるはずの足跡は発見されず、現場にはイノシシの足跡が確認されました。今後も市では、安全確保のため、引き続き情報収集と注意喚起に努めてまいります。市民の皆さまにおかれましても、冷静な対応とご協力を賜りますようお願い申し上げます。
https://www.city.wakayama.wakayama.jp/kurashi/sangyo_koyo_roudou/nougyou/1066381.html
和歌山県における熊目撃情報についてまとめ

記事のポイントをまとめます。
- 和歌山県内では、近年ツキノワグマと思われる動物の目撃情報が各地で報告されている
- 目撃情報は、自治体の公式サイトを中心に公表されており、信頼性の高い情報源が存在する
- 紀美野町では、2025年11月に複数の目撃情報があり、一時的に巡回や監視が行われた
- 日高川町では、2026年1月まで比較的継続的に目撃情報が確認されている
- 高野山周辺でも、SNSを通じてクマ目撃の情報が共有されている
- 田辺市では具体的な目撃地点は少ないものの、市内全域で注意喚起が行われている
- 和歌山県に生息するツキノワグマは、他地域と分断された紀伊半島固有の個体群である
- ヒグマや他地域のツキノワグマと比べると体は小さいが、危険性がないわけではない
- 熊と見間違えやすい動物として、イノシシなどの事例も実際に確認されている
- 山間部だけでなく、旧市街地周辺での目撃情報も増加傾向にある
- 山に入る際は、クマ鈴やラジオなど音の出る物を携帯することが推奨されている
- 万が一クマに遭遇した場合は、慌てず静かに距離を取ることが重要とされている
- 正確な情報を知ることで、過度な不安を避けつつ適切な備えができる
和歌山県のクマ目撃情報は、知っておくことで日常生活やレジャーの安心感が大きく変わります。この記事を通して、現状を正しく理解し、冷静に行動するための知識を得ていただけたのであれば幸いです。今後も安全に和歌山の自然と向き合うための参考として、ぜひ役立ててください。
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